本年の水稲生育状況(6月30日時点)は、草丈は「コシヒカリ」、「秋の詩」ともに平年より短く、茎数は両品種ともに平年より多く、「コシヒカリ」は平年より約30%、「秋の詩」は平年より約20%多かった。
葉数は両品種ともに平年並であり、本年の「コシヒカリ」の幼穂形成期は7月2日で、平年より3日早かった。(県農業技術振興センター「水稲生育診断情報NO3」より抜粋)
また、本年産麦の荷受けを行った施設では、施設内の徹底した清掃を行い、麦が産米に絶対混入しないよう、大変暑い中非常に厳しい作業ですが、下記事項にご留意願い清掃をお願いします。
記
1. 麦の荷受け稼働施設では、麦の残留がないよう徹底した清掃をお願いします。
荷受けホッパー・搬送機(ベルトコンベアー・昇降機)・ビン・サイロ等は麦の残留の可能性が高いので、特に注意をして清掃をお願いします。
2. 生産者が麦の収穫・搬送に使用したコンバイン・フレコン等の清掃についても、周知徹底をお願いします。
1. 老朽化施設では、機器が故障しても、メーカーに在庫が無い場合がありますので、事前の点検や前年産米の稼働・本年産麦稼働時での不具合箇所については必ず修理、修繕が必要です。
2. 各種計器類は、必ず精度を確認・調整してください。
1. 適正な水管理《出穂前後各3週間の常時湛水》
2. 病害虫防除(7月4日発表の「病害虫発生予報第6号」より抜粋)
『葉いもち』(発生時期:やや遅、発生量:平年並)
『紋枯病』(発生時期:やや早、発生量:平年並)
3.けい畔2回草刈りでカメムシ防除
『斑点米カメムシ類』(発生時期:やや早、発生量:やや多)
※ 平成29年産米の共同乾燥調製施設搬入について上記研修会を予定しております。
参加申込締め切りは過ぎましたが,当日出席頂いても結構ですので、是非参加を願います。