9月13日~20日に実施しました「共乾施設巡回」には稼働最盛期で大変お忙しい中、ご協力を頂き
まして誠にありがとうございました。
さて、本年産米の共乾施設荷受につきましては、開始から9月中旬頃までは概ね好天に恵まれ、各
施設とも1日の荷受量は少なく、平準化された荷受状態でした。(巡回日までの荷受量最高9/3 232㌧)
巡回する中で荷受前のチェックは、各施設とも万全の体制で実施されておりました。
今後、中生の晩品種の荷受最盛期となり、又台風16号での倒伏している圃場での荷受もみの搬入等が予測されることから、荷受前チェック体制を今まで以上に確実に行い、不良もみ混入防止のための荷受前の「事前チェック体制」の強化及び「施設の適正稼働」を、下記事項にご留意願い引き続きお願いします。
記
施設へ搬入される場合、入口での品質チェックは殆どの施設で実施されており、品質向上の重要な任務です。しかし一部の施設ではもみだけでのチェックが行われており、もみだけでは着色粒・胴割米等の判定が難しいため、玄米にして両方でのチェックを実施されるようお願いします。
① 貯留ビン(DS・DAG)の堆積高さ【目安は1.5㍍以下(約15㌧)】
② テンパリングについて(連続送り式乾燥機)
③ 水分測定について(循環式乾燥機)
④ 穀温の測定について
各施設では、フレコン下部のロープ解き作業の安全対策がとられていましたが、一部の施設で、安全器具が備わっているにも関わらず、使用されていない施設があり、安全な荷受作業をするためにも是非使用をお願いします。
ロープ切れの危険性を各生産者に啓発するとともに、随時フレコンの点検が実施されるようご指導をお願いします。